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2008/11/28 (Fri) 映画:『アキレスと亀』

本日は北野武監督の『アキレスと亀』を観に。

…いきなりアニメで始まって面食らったなあ(笑)。
まあ、今更説明も不要ですが、この映画は一人の芸術家の
幼少期?青年期?中年期までを描いた作品な訳です。
ただ、それぞれの時期で映画のトーンが結構違うし、
最後は何だかキレイにまとめちゃうし(いや、それはそれで良いと思いますよ!!)、
全体的に、色んな要素のごった煮みたいな印象がかなりあったのだけど、
これは近年の北野映画の流れを組むものなのだろう
(…実は近年の2作はいまだに見てないのです)。

特に中年期に至っては、中盤くらいまで完全にコントだった(笑)。
そこにいるのは劇中人物というより、完全に「ビートたけし」だったし、
画商相手に絵を次々と出していく場面などは完全に「たけしメモ」だった(笑)。
樋口可南子も、博士と助手のコントなんかの助手みたいで
非常に良い味を出していたなあ…(笑)。
その他諸々、ブラックなネタが満載で、本気でかなり笑えたので、
たけしの笑いのセンスがまだまだ健在なのがわかってちょっと嬉しかった。

…って言うのは、映画的にどうなのよ!?
という感じですが、全体の中でもこのコントの辺りが普通に一番好きだったな。
喜劇の底に、人間が何者かとして生きようとすることのかなしさが溢れていて。
娘から金をせびる喫茶店のシーンで、壁にかけられていた
模倣の中で堂々巡りを繰り返す前の若き日の主人公の絵が、何だか切なかった。

あと、話は逸れますが、
『天才バカボン』の中に、「死にたい死にたい」と言う男をバカボンのパパが
あらゆる手段を用いて殺してあげようとするのだけど、男は死なずに
その巻き添えを食らって他の人間が死んでくっていう話があって。
何かこの映画でバッタバッタと死んでいく人を見ていたら、
何だかそれをすごく思い出した。よく分からんが。

まあ、決して洗練された映画ではないけど、その洗練されてなさの中に、
色々と考えさせられる事があるし、すごく好きな映画だった。
幼少期の辛気臭い感じはあまり好きじゃないけど。でも、また見たい。
あと、いまだに麻生久美子にはときめいてしまうなあ…(苦笑)。

満足度:■■■■■■■■□□

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途中のコントよかったでしょ
個人的にはあのコントの連続のまま、面白おかしく続き芸術哀歌で終わればいいなと思ったものでした

生活環境等状況が日々悪化するなか本人たちは真剣に取り組み続けるといった具合のもので

あのようなコントシーンは案外ワールドクラスのものなのかもしれませんね
「ソナチネ」で行き場のないヤクザたちが逃亡先の沖縄離島のビーチで時間をもてあましたため相撲をとったりして過ごすシーンが非常に印象的でしたもんね

2008/11/29 08:29 | うえのさかなや [ 編集 ]


 

あの、芸術家コントはビートたけしの健在を感じて、嬉しくなりましたよ。お笑い芸人としてのたけしは悲しいけど終わってる部分もあると思っていたので、こりゃ終わってねぇな、と。ポップアートの横山ノックとかいちいち気が利いてるし(笑)。

ただ、ホントこの映画って物語を進める際、毎回人を殺すんですよね。その死に対する乾いた感覚は武っぽいなと思いつつも、不思議な感覚もありました。生と死との境がぼんやりとするような感覚。
そして、「死(=生)」というものが訳がわからないように、「芸術」っていうのも訳がわからないんですよね。確かに、飢えた人の前に、オニギリとピカソを置いたら、オニギリを選ぶ訳で。
この映画は、そんな「死(=生)」と「芸術」っていう、訳のわからない二大テーマを扱いながら、武自身「ああでもない、こうでもない」って、もがいているから、こちらもすごく色々と考えさせられるんですよ。そういう点で、とても意味のある作品だなって思いました。

2008/11/29 22:37 | hatchmock [ 編集 ]


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